10月(Octobre)のパリの天気、気温、降水量、服装、イベント情報、安全対策をご案内します。
【10月の平均/最高/最低気温・降水量】
・平均気温: 13℃
・最高気温: 16℃
・最低気温: 10℃
・降水量: 16.6mm
10月も9月に引き続き一時的な雨が振りやすい季節なので、念のためコンパクトな折りたたみ傘をバッグに携帯することをオススメします。
【10月の服装】
秋が深まり冬の訪れを感じる季節なので、コートなどのアウターが必需アイテムになります。10月のパリは11月の東京の様な気候なので、普段11月頃過ごしているスタイリングをイメージしてパッキングすれば間違いありませんね。
パリ郊外(ベルサイユ宮殿やモン・サン・ミシェル)へお出かけ予定の方は、パリで着る服プラスで寒さ対策が必要です。
以前、『ガイドブック等で「スリに狙われない為に、地味で目立たない格好を…」という記載があって、日本で着てる様な服は着てはいけませんか？』という質問を頂いたことがあります。
パリでもオシャレは積極的にしましょう！思い出をたくさん撮って、お気に入りの写真を残して下さい。
【10月のイベント】
10月5,6日の2日間、ブーローニュの森のロンシャン競馬場で有名な凱旋門賞 (Prix de l’Arc de Triomphe)が行われ、世界中の競馬ファンを魅了します。
10月9から13日の間、パリで唯一残っているモンマルトルのブドウ畑で収穫祭 (Fête des Vendanges)が開催され、民族衣装を着た人々のパレードなどが繰り広げられます。収穫されたブドウは18区の区役所にてワインとして仕込まれ、翌年の春に競売にかけられるそうで、収穫量が少ないためパリ産のワインは幻だとか。
月末の10月30日から11月3日にかけて行われる、チョコレートの見本市 Salon du Chocolatには世界60ヵ国から一流のショコラ職人やパティシエが参加し、数多くのチョコレート好きが来場します。
最後に今月の最も重要なイベントは10月25日のサマータイム終了です。この日より、日本との時差は8時間になります。注意しましょう！
【安全対策】
昨年よりフランス各地で行われている Gilets Jaunesと呼ばれるデモ活動などの報道を見て、旅行を計画されている方々は治安や安全面で不安に感じている方が多いと思います。
パリの観光地や中心部でのデモ活動は見かけない普段通りの生活状況ですが、デモは引き続き継続しており、やはり注意は必要です。
外務省が推奨している安全対策の海外旅行登録サービス「たびレジ」(過去記事: https://www.paris-book.com/entry/security/tool/travel)をぜひ読んで参考にして海外渡航中のトラブルから身を守りましょう。
たびレジに登録しているだけで、在フランス日本国大使館より突発的なデモやテロ、災害などの注意喚起メールが届きますので、パリに渡航予定の方は一読をオススメします。
【まとめ】
10月も9月に引き続き旅行者にとって、過ごしやすい気候でパリを訪れるには理想的なシーズンだと思います。commune のパリ情報が皆さんの計画の役に立ち、安全にパリ旅行が楽しめますように。
Bon voyage!
