パリのニッチな美術館 Musée Zadkine を紹介します!
Musée Zadkine (ザッキン美術館) は、パリ6区のリュクサンブール公園近くにある、ベラルーシ出身の彫刻家オシップ・ザッキンの美術館です。
ザッキンが1928年から1967年に亡くなるまでの間、妻で画家のヴァランティーヌ・フラックスとともにアトリエ兼住宅として過ごした場所であり、没後、膨大な作品と一緒にパリ市に遺贈され、Musée Zadkine として公開されるようになりました。
木像24点、石像32点、ブロンズ像6点を含むコレクション約70点が室内と緑豊かな庭に展示されてる Musée Zadkineは、彫刻ファン以外にはあまり知られてないため、ゆっくりと美術鑑賞が楽しめる、パリの穴場観光スポットです。
【LOCATION】
Musée Zadkineは、モンパルナス地区の静かな一角にあり、最寄り駅は Metro 12番線 Notre-Dame des Champs もしくは4番線の Vavin になります。
【TICKET】
一般: 8€
26歳以下: 6€
(18歳未満の方は無料)
こちらの美術館はミュージアム・パス対象外です。
【ATMOSPHERE】
ザッキンの代表作である Torse de la Ville détruite『破壊された都市のトルソー』のほか、1本の木に複数の人物像を彫り込んだ Les Vendanges『ブドウの収穫』など、様々な素材を使った作品が展示されています。
彫刻作品は展示室だけでなく、緑が溢れる中庭にも置かれているのが特徴的で、これからのシーズンはベンチに腰掛けて、秋の紅葉とともに庭と一体となったザッキンの作品を鑑賞することが出来ます。
とてもこじんまりとした美術館ですが、年代を追って集中的にザッキンの彫刻作品を鑑賞することができるので、満足度が高いです。EXPOSITIONが開催されていない期間は入場料も無料になりますので、狙いどきかもしれません。
今月9月27日より新しく始まるEXPOSITION "LE REVEUR DE LA FORET" の開催期間は2020年2月23日までとなっています。展示内容の詳しい詳細はオフィシャルHPをご確認下さい。
【INFORMATION】
アドレス: 100 bis, rue d'Assas, 75006, Paris
開館時間: 火-日 10:00-18:00 月曜休み
HP: http://www.zadkine.paris.fr