パリ5区 左岸おすすめ観光名所 Panthéon を紹介します。
ルイ15世の命で、建築家スフロにより建てられた、新古典主義様式の建築 Panthéon は18世紀後半の傑作建築と賞賛され、後にフランスの偉人を祀る霊廟となり、現在に至っています。
Panthéon はガイドブックには必ず載っているものの、日本人観光客のSNS投稿では、あまり目にする機会がないので残念に思っていました。そこで commune で今回強くオススメします!それでは予習していきましょう。
【LOCATION】
最寄り駅はMetro 10番線 Maubert-Mutualité 。近くにソルボンヌ大学があり学生も多く、アカデミックな雰囲気のあるセーヌ川左岸 パリ5区に位置します。ちなみにですが、このエリアの事をカルチェ・ラタンと呼びます。
【TICKET】
一般: €9
18歳未満無料
こちらはミュージアム・パスでの入場が可能な観光スポットです。同じくミュージアム・パス利用で行けるオススメの観光スポットの過去記事も載せておきます。併せて参考にして下さい。
・オランジュリー美術館 (https://www.paris-book.com/entry/orangerie)
・ロダン美術館 (https://www.paris-book.com/entry/museerodin)
・ギュスターヴ・モロー美術館 (https://www.paris-book.com/entry/museegustavemoreau)
【Panthéon】
Panthéon はレオン・フーコーが1851年1月8日に振り子を用いた公開実験を行い、物理的に地球の自転を証明した場所でも有名な場所です。現在でも、天井のドームから吊らされている振り子を見物することが出来ます。(ただし、この振り子はオリジナル現物ではありません) パンテオン中央には VIVRE LIBRE OU MOURIR (自由に生きるか死ぬか)という力強い言葉が彫られた国民議会の彫刻が飾られています。
地下は、フランスの偉人たちを祀る霊廟になっており、ヴィクトル・ユーゴー(Victor Hugo)、エミール・ゾラ(Émile Zola)などの小説家、哲学者のヴォルテール(Voltaire)、ジャン=ジャック・ルソー(Jean-Jacques Rousseau)など、世界で称されている様々な分野の著名人が眠っています。
また、普段は一般公開されていない Panthéon の頂上にあるドームが、2019年4月1日から10月31日まで係員のガイド付きで見学が可能になっています。11:15・14:30・15:30・16:30の1日4回ツアーが開催され、所要時間は45分です。なお入場料に加えて、€3の支払いが必要ですが、ドームから360度パリの主要なランドマークの素晴らしい眺めを楽しめます。8,9,10月のパリをご旅行される方にはラッキーな情報ですね!(写真はモンパルナスタワーから見える Panthéonです)
【まとめ】
ソルボンヌ大学界隈のアカデミックな雰囲気のパリ左岸5区にあるPanthéon。サント・シャペルやノートルダム大聖堂近辺の観光の後 (https://www.paris-book.com/entry/bouquinistes)、カルチェ・ラタンの雰囲気を味わいながら南へ、Panthéon まで足を延ばす観光ルートプランはいかがでしょう!communeのおすすめ左岸観光スポットです。
Bon voyage!
【INFORMATION】
アドレス: Place du Panthéon,75005 PARIS
営業時間: 閉館前45分前が最終の入場時間になります。
・1月2日から3月31日月-日10:00-18:00
・4月1日から9月30日月-日10:00-18:30
・10月1日から12月31日月-日10:00-18:00
1月1日、5月1日、12月25日は休館