ロダンの代表作「考える人(Le Penseur)」が展示されているロダン美術館 (Musée Rodin)をご案内します。
「近代彫刻の父」と称されるフランス人 彫刻家 オーギュスト・ロダンが1908年から1917年の間アトリエとして使い、晩年を過ごした場所を改修したロダン美術館。彫刻作品6,600点、デッサン7,000点が年代順に展示されている他、ロダンが収集した芸術品を鑑賞できるパリで人気の美術館です。
また「考える人」や「地獄の門」などの巨大彫刻が展示されている広大で美しい庭園は、5月下旬から6月にかけてバラ園としても有名です。
【LOCATION】
パリ7区 Invalides に隣接する閑静な住宅地の一角に位置します。最寄り駅はMetro 13番線 Varenne から徒歩数分です。
【Ticket】
一般: €10
18-25歳: €7 (18歳以下無料)
上記は常設展示、企画展、庭園見学の入場が含まれた料金ですが、庭園のみの見学が可能で、
一般:€4
18-25歳: €2 (18歳以下無料)
これが凄くオススメです!
オランジュリー美術館 (https://www.paris-book.com/entry/orangerie) 同様、ミュージアムパスの利用も出来ます。
館内には「接吻」やゴッホの「タンギー爺さん」など
【地獄の門・考える人】
イタリアの詩人ダンテの「神曲」をモチーフに作られた作品「地獄の門」ですが「考える人」は、その「地獄の門」の一部から派生した作品です。
というか「考える人」って色んな美術館で見るよなぁって思いませんか?
ブロンズ彫刻には型がある為、複製してしまうことが可能ですよね。ロダン美術館によって認められている「考える人」は世界に21体だそうです。ちなみに「地獄の門」は7体で、上野の国立西洋美術館で見ることができますね。
【おすすめ利用方】
庭園にはカフェがあり、天気のいい日にテラス席で本を読んだりして過ごす事が、個人的なロダン美術館の利用の仕方です。カフェ利用の為だけに€4 払ってよく訪れます。
ロダン美術館 (Musée Rodin)に行かれる際は、ぜひ記事を参考にしてみて下さい!
【INFORMATION】
アドレス: 79 rue de Varenne,75007 Paris
営業時間: 火-日10:00-18:30 月曜休み
【ADDITIONAL NOTE】
多くのパリ市内の美術館が火曜日が定休日の為、火曜日に行ける美術館として覚えておくと、便利かもしれません。