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PARIS CITY GUIDE

【ラスパイユのビオマルシェ】フランス人に学びたい食意識

日曜日に開かれるラスパイユのビオマルシェをご案内します。

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ラスパイユのビオマルシェは1989年から続くパリで最も古い BIO (ビオ)のマルシェです。BIOであることを認証された AB (Agriculture Biologique) ラベルの製品を扱っており、有機野菜や果物、オーガニックの化粧品や石鹸、チーズや肉まで買い揃えることができる自然派マルシェです。

 

【BIO (ビオ)って何?】

フランスでは、有機栽培・オーガニックのことをBIO(ビオ)と言います。BIOラベルを取得するには、細かい規則があります。例えば遺伝子組み換えや化学肥料、農薬の使用は禁止されており、合成着色料や香料、化学調味料、保存料等は一切使用せずに加工しなければ BIO (ビオ)とは、認められません。

 

フランスで生活をしていて、BIO (ビオ) の文字をあらゆる場面で目にし、フランス人 (ヨーロッパ全体) の健康思考の高さを感じています。食材はマルシェで買うのが僕の日常ルーティーンなのですが 、近所のバスティーユの日曜マルシェではなく、好んでラスパイユのビオマルシェを利用しています。

 

【LOCATION】

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最寄り駅はMetro 12番線 Rennes  階段を上がったら、マルシェが広がっているので、出口は1番でも2番でも大丈夫です。


【Marché Raspail】

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500mも無さそうな、こじんまりとしたマルシェです。じっくり吟味しても1時間もあれば回れます。それでは、僕の翌週の朝ごはんのお買い物にお付き合い下さい!

 

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人が沢山並んでいるパティスリーのマフィンでエッグマフィンにします。

 

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卵を一個一個詰めてくれます。

 

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好きなチーズも買えました。ワインや日用品までマルシェで揃ってしまうので、BIO製品は少し値段が高めかもしれませんが、誘惑するような添加物たくさんの美味しい商品はなく、余計な物を買わずに済みます。何より、ここで買い物すると幸せな気分になるんです。

 

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小腹がすいたら、マルシェの並びの最後にある小さなガレット(€2.7)を食べてみてはいかがでしょう。フランスに来たらガレット食べてみたい方もいると思います。この位のサイズがちょうどよくありませんか?

 

と、自分の日常の買い物ルーティーンを交えて紹介させて頂きました。ラスパイユのビオマルシェでフランス人の食の意識の高さを感じ、ご自身の日本での生活に取り入れるキッカケに、訪れてみてはいかがでしょう。

 

【INFORMATION】

アドレス: Boulevard Raspail, 75006 Paris

営業時間: 日曜 9:00-13:30