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PARIS CITY GUIDE

【Patibio】パリの日常と40年以上の歴史を誇るオーガニックパン

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フランスの食卓に欠かせない国民食といえば「パン」ですよね?

 

フランスでは、オーガニックの原料を使用しているパンがたくさんあるのはもちろんのこと、BIO認証を取得したパンが売られていることも珍しくありません。

 

それらはオーガニックスーパーなどで取り扱っているのは勿論ですが、一般のスーパーでも普通のパンと一緒に販売されていたり、気軽に購入できます。

 

バゲットを筆頭に、クロワッサン、パンオショコラのような、ヴィエノワズリーやブリオッシュまで。しかも、どれも思ったより高くなく、お手頃な価格帯で購入が可能なのが、パリの日常です。

 

フランスでオーガニックパンが一般的である理由のひとつには、オーガニック認証の原材料 (卵、牛乳、バターなど) が手に入りやすい環境があげられますね。日本だと、どうしても高いです。

 

と、長い前置きはさておき。笑

 

今回は、よく利用するオーガニックのパン屋を紹介します。それは40年以上の歴史を誇るオーガニックパンの専門店 Patibio (パティビオ)です😌

 

LOCATION

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Patibio は、パリ市内に実店舗を持って販売しているわけではなく、毎週日曜日にラスパイユ通りで開かれるビオマルシェで販売を行っています。


ラスパイユのビオマルシェについて詳しく書いた過去記事はコチラ⇨ (過去記事: https://www.paris-book.com/entry/marcheraspail)

 

最寄り駅の Metro 12番線 Rennes の階段を上がったら、マルシェが広がっています。

 

Patibio

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Patibio は、1989年に設立され、フランス公認有機ラベル「ABマーク」が出来る前から、オーガニックパンを製造している老舗の専門店として知られています。


前述の繰り返しにはなりますが、パリ市内では設立当時から、毎週日曜日にラスパイユ通りで開かれるビオマルシェで販売を行っています。

 

その為、近所に住むローカルや健康意識の高いパリジェンヌには馴染みのある店の一つですね。


ちなみに現在では、フランス国内の約180店のオーガニック専門店のほか、学校の食堂などにもオーガニックパンの卸しを行なっています。

 

販売されているパンは約30種類。全粒粉、半粒粉、ライ麦をはじめ、古代麦を使用して作られた生地に、ドライフルーツや木の実などを加えたものが並んでいます。

 

馴染みのあるブリオッシュやヴィエノワズリーも10種類ほど揃っており、翌日の朝食用に一ついかがでしょうか?

 

地産地消」の概念を大切にしており、大部分の粉はフランス産で、パリ近郊のイル・ド・フランス地方で作られた製品を使用しています。

 

また、近年の健康志向に対応して5年前から開発しているグルテンフリーのパンも数種類を販売。主原料は米粉で、そば粉や大豆粉、栗粉なども加え、味や食感に変化をつけています。

 

Patibio のオーガニックパンの魅力は、シンプルな原材料だからこそ感じられる、小麦そのものの香りや風味、天然酵母独特の味わいです。

 

ぜひパリにお越しの際は「オーガニックパン」も一度味わってみてはいかがでしょう😌

 

INFORMATION

Marché biologique Raspail (ラスパイユのビオマルシェ)

アドレス: Boulevard Raspail, 75006 Paris

営業時間: 日曜 9:00-13:30

HP: http://www.patibio.com/

 

commune ではパリのポストカード作品集を販売しています⇨https://commune.theshop.jp

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