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モナ・リザ|Mona Lisa【1分解説】

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先日の記事でご紹介した、没後500年を記念してルーヴル美術館で開催される『レオナルド・ダ・ヴィンチ大回顧展』(過去記事: https://www.paris-book.com/entry/leonard/da/vinci/louvre)そんなレオナルド・ダ・ヴィンチの作品の中でも、最も有名な絵画といえば何でしょう?


それは間違いなく、みなさんご存知【モナ・リザ】ではないでしょうか。


世界一有名な絵画』と言っても過言ではないかもしれない、この【モナ・リザ】が飾られているルーヴル美術館の展示スペースには、世界中から毎日多くの観光客がこの絵を求めて集まります。


そんな人々を惹きつけてやまない、名画中の名画【モナ・リザ】ですが、結局どこがそんなに凄いのでしょうか!?傑作だと言われても、どこがどう傑作なのかイマイチ分からない、今そんな状態ではありませんか?


今回はなぜ、みんなモナ・リザに魅了されているのか、5つの鑑賞ポイントに分けて1分解説をします。


パリに来る予定のある方、ない方どちらの方にも知識として役に立つ記事にしようと思います!ぜひ最後までお付き合い下さい😌

 

Mona Lisa (La Joconde)

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ルネサンス期を代表するイタリアの画家レオナルド・ダ・ヴィンチによって1503年頃から描かれた肖像画モナ・リザ。縦77cm×横53cmのサイズの小さめな木の板に油彩で描かれています。


輪郭線を用いずにリアリティを追求した技法、実在しない背景、斜め向きのポージングなど、現在の肖像画のスタンダードとなる要素が、このモナ・リザをきっかけに広まりました。


レオナルド・ダ・ヴィンチは、モナ・リザを亡くなるまで手元に置き、手を加え続けたようです。『誰でもなく、どこでもない』そんな普遍的な美を追求した作品ともいえます。


それでは、このモナ・リザを鑑賞するにあたって基本的なポイントを5つ、チェックしておきましょう。

 

5つの鑑賞ポイント

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描かれている女性は誰なのか?

当時の記録から、モナ・リザと呼ばれる理由となったリザ・ジェラルディーニ(ジョコンダ夫人)という女性ということは明らかになっているものの、レオナルドのパトロンであったジュリアーノ・デ・メディチの愛人説、はたまたレオナルド自身説など、モナ・リザのモデルには数多くの説が存在しています。

 

スフマート技法

スフマートとは「ぼかした」などという意味のあるイタリア語で、輪郭線を描かず、点描によるグラデーションのみで描く技法のこと。輪郭をぼかして物体を色の境界がわからないよう、緻密な重ね塗りによってモナ・リザの顔に神秘的な表情を与えています。

 

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実在しない景色

描かれた広大な山岳風景は、モデルが住んでいたフィレンツェの風景とはかけ離れたもの。地平線や水面がモデルの左右で微妙にずれており、左右を反対にするとつながるという、謎めいた構造です。


雲ひとつない空

空にあるはずの雲を、あえて描かないことで、瞬間的・一時的なものとを区別し、絵に普遍性を持たせるために用いた技法です。


モナ・リザは未完成?

モナ・リザは未完の傑作としても有名です。手の爪が描かれていなかったり、左手の指に描き直した跡が残っていたりするのは、この作品が未完成であるという説に繋がってきます。


まとめ

モナ・リザが最高傑作だと評され、褒め称えられる理由は、もちろん5つのポイントの中にもある様な、絵の完成度や技術面でもありますが、この絵に関する多くの逸話や謎、それを伝えた著作家や批評家たちによって、ここまで有名な絵画になったのだと個人的には思います。


皆さんはモナ・リザをどう思いますか?

 

ぜひルーヴル美術館に足を運び、本物のモナ・リザを鑑賞して、魅力を探してみて下さい。