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PARIS CITY GUIDE

【Maison de Balzac】パッシー地区のリニューアルしたバルザックの家

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パリ16区、セーヌ川を見下ろすパッシーの丘は、言わずと知れた高級住宅街。


パッシーといえば、1859年になってようやくパリに編入された地区で、いまだに当時の雰囲気を感じられる家や庭を残した閑静な住宅街となっています。


カメラを片手にストリートスナップ散歩できる、とっておきのお気に入りエリアです。


そんなエリアの一角に、フランスを代表する文豪オノレ・ド・バルザックが晩年過ごしていたアパート Maison de Balzac (バルザックの家) が残っています。


Maison de Balzac はロマン派美術館・ヴィクトル・ユゴー記念館 と並ぶパリの『三文学館』のひとつに数えられている観光スポット。


そこで今回は、一年がかりの改修工事を終え、7月にリニューアルオープンした Maison de Balzac を紹介しようと思います😌

 

LOCATION

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Metro の最寄り駅 9番線 La Muette から、カメラを片手に散歩しながら向かいます。


ちなみに Maison de Balzac の常設展と庭は入場無料です。

 

ATMOSPHERE

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Maison de Balzac は、1926年に通りが拡張された際に、取り壊されてしまった18世紀の娯楽施設に付属していた建造物です。


バルザックの暮らしたアパートと、他の人が借りていた、数部屋を含む3つの階が、それぞれ展覧スペースや図書室となっています。


バルザックの住居そのもには手を加えず、常設展の展示をリニューアルを機に一新しており、手書きの修正後の残る原稿や貴重な資料、愛用品などが並んでいます。


建物の中にはバルザックにまつわる書籍を買えるブティックや、シンプルでナチュラルなお菓子や料理を提供する人気のカフェ ローズベーカリーも。

 

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建物を取り囲む素敵な庭にはテーブルと椅子が置かれており、この静けさと遮るもののないエッフェル塔の眺めは格別です!


芝の植え込み、果実畑などがリニューアル時に新しく作られ、心地の良い庭スペースは、パリの喧騒とは別空間です。


パッシーの静かな通りに、ひっそりとある小さな家 Maison de Balzac。ぜひ足を運んでみてはいかがでしょう😌

 

INFORMATION

アドレス: 47 Rue Raynouard, 75016, Paris

開館時間: 火-日 10:00-18:00 月曜休み

HP: http://www.maisondebalzac.paris.fr