パリ5区、様々な食品を扱うお店が軒を連なっている石畳のムフタール通り。
そんな賑やかなストリートの入り口に、2007年のオープン以降、ローカルの人々に愛され続けている人気のパティスリーがあります。
そこは、色鮮やかに仕上げられたパティスリーがショーケースに並ぶ、ジュエリーショップを思わせる洗礼された空間 Carl Marletti (カール・マルレッティ)。
オーナーシェフのカール・マルレッティ氏は、高級ホテル ル・グラン・インターコンチネンタルに15年間勤務し、シェフパティシエを任された経歴を持ち、その実力はあらゆるメディア媒体に称賛されている人物。
そんなハイスペックなキャリアのシェフが目指す『気軽に入れる、ジュエリーショップの様なパティスリー』とは?
今回は、パリ5区の人気パティスリー Carl Marletti を紹介しようと思います😌
【LOCATION】
お店は、最寄り駅の Metro 7番線 Censier-Daubenton から徒歩で数分の距離にあります。
【ATMOSPHERE】
グレーカラーでガラス張りのシンプルな店構えの Carl Marletti。店内には特注された緩やかなカーブを描くショーケースが。
重厚感を感じるディスプレイの素材が、色鮮やかなパティスリーを、まるでジュエリーの様に演出しています。
Carl Marletti を紹介する上で外せない作品は、艶やかな薄紫色のスミレ風味のクリームをシュー生地に詰めたサントレノ Lily Valley (リリー・ヴァレー)。
コチラは、カール・マルレッティ氏が奥様への愛情をケーキで表現したというロマンチックな一品です。上に乗っているスミレ色の飴の装飾がステキです。
シェフの奥様はお店の近所でお花屋さんを営まれており、その花屋の名前 Lily Valley にちなんだネーミング。ちなみにパティスリー店内を彩っている花も奥様が活けているのだそうで。
またサントノレを始め、スペシャリテのミルフィーユ、エクレアなど、クラシックなフランス菓子を新しい視点で提案しています。種類豊富に揃っており『選ぶ』という最高の時間もお楽しみ頂けます。
どのパティスリーも値段は€5-6位と、一流ホテルを任されたシェフの味がこの値段で味わえると考えれば、足も運びやすい。
『美味しいのは当たり前、見た目も美しく、手が届きやすく』といったシェフの想いこそが、ローカルの人々に長く愛されている秘密なのかもしれません😌
【INFORMATION】
アドレス: 51, rue Censier, 75005, Paris
営業時間: 火-土 10:00-20:00 日 10:00-13:30 月曜休み
HP: https://www.carlmarletti.com
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