パリの日常生活の中で、カフェによく足を運びますが、カフェラテやカプチーノなどをオーダーする場面で、牛乳だけでなく、豆乳、アーモンドミルク、ココナッツミルクなど、『植物性の代替ミルク』の選択肢が近頃では増えてきています。
9月末にあったファッションウィークで、感度の高い業界の人間から感じたのですが、この数シーズンの間に、植物性の代替ミルクのジャンルで完全にメインストリームに上がったなと感じる、いま最も人気のある代替ミルクがありました。それが、『オーツミルク』です。
今日は趣旨を変えて、パリ日常生活のトレンドアイテム紹介でカフェでの楽しみ方を提案しようと思います😌
【オーツミルクとは?】
オーツミルクとは、オーツ麦から作られた植物性の代替ミルクの事です。オーツ麦と水を混ぜてから裏ごしをすると、なめからでクリーミーな液体になります。ビタミンやミネラルで強化されたタイプや、香料や甘味料が加えられたタイプも販売されています。
有名なオーツミルクのブランドで、僕も日常的に飲んでいるのは、スウェーデンのブランド Oatly です。
【オーツミルクの栄養価】
オーツミルクの成分はメーカーによって異なります。使われている添加物次第では、糖質が多いものもあるそうです。参考までに、『Oatly』社のオーツミルク100ml 辺りの成分は以下の通りです。
カロリー: 46 kcal
脂質: 1.5 g
糖質: 6.7 g
糖類: 4.1 g
食物繊維: 0.8 g
タンパク質: 1.0 g
ナトリウム: 0.10 g
100ml 辺りで、1日に必要なカルシウム/鉄分の約15%が摂取できます。またオーツミルクは、他の代替ミルクに比べて食物繊維の量が多く、ナトリウム含有量が少ない栄養価のメリットが見られます。ただタンパク質の量は牛乳に比べて少ないといったデメリットもありますね。
【オーツミルクは美味しいの?】
栄養価はさておき、オーツミルクの味の感想は、試しに飲んでみる前に知っておきたいですよね。『コーヒーや紅茶に合うの?』『シリアルにかけても美味しいの?』といった疑問にお答えします。
オーツミルクはオーツ麦が原料なだけにクリーミーで口当たりはなめらかです。ですが甘すぎるといったことはありません。ラテにぴったりの質感で、ほかの植物性の代替ミルクと同様、温かい飲み物と混ぜても分離しません。
個人的に、ココナッツミルクやアーモンドミルクは少し水っぽい感じがしますが、オーツミルクはミルク感というものが、しっかりあって飲みやすいです。毎朝、シリアルにはオーツミルクを合わせています。
開封前の状態であれば日持ちがするので、買い置きも出来て、オーツミルクは本当に使い勝手が良いです。
【まとめ】
オーツミルクは植物性の代替ミルク界の新しいトレンドです。日本では、まだまだお値段が高いですが、オーツミルクは着実に浸透しているそうで、地元のカフェがオーツミルクを使い始める日も遠くないのかもしれませんね。
パリにお越しの際に、このブログで紹介しているローカルなカフェに行く様な機会があれば、試しにラテをオーツミルクでオーダーして楽しんでみてはいかがでしょう。