commune

PARIS CITY GUIDE

ギュスターヴ・モロー美術館【行き方/チケット/作品/営業時間】簡単まとめ情報

フランスの象徴主義の巨匠 モローの作品が並ぶ、ギュスターヴ・モロー美術館をご案内します。

f:id:paris_commune:20190702163604j:image

ギュスターヴ・モロー(Gustave Moreau)は、フランスの象徴主義を代表する画家で、神話や聖書を主題にした幻想的な作風で知られています。


1852年からアトリエ兼自宅として過ごた邸宅が、モローの遺言により、個人美術館「ギュスターヴ・モロー美術館」として1903年に開館し、現在に至ります。

 

【LOCATION】

f:id:paris_commune:20190702163836j:image

パリ9区の住宅街に位置し、最寄り駅の Metro 12番線 Trinité d’Estienne d’Orves  から徒歩5分位の距離です。

 

【TICKET】

一般: €7

18-26歳: €5


ミュージアム・パスでの入場が可能な美術館です。同じくミュージアム・パス利用で行けるオススメ美術館の過去記事も載せておきます。併せて参考にして下さい。

・オランジュリー美術館 (https://www.paris-book.com/entry/orangerie)

・ロダン美術館 (https://www.paris-book.com/entry/museerodin)

 

【作品】

f:id:paris_commune:20190702181544j:image

2階、3階が展示スペースになっており、壁面を埋め尽くす様に展示された作品に圧倒されます。個人的に2階部分の見所は「神秘の花 (Fleur mystique )」です。

 

フロアーで目を惹く美しい螺旋階段を上がり、3階へ。3階には「ソドムの天使 (Les Anges de Sodome)」を始め「踊るサロメ (Salomé dansant)」は必見作品です。

 

館内各階に日本語の作品解説ボードが貸出しされていますので、利用して作品と向き合ってみて下さい。(作品画像出典:https://instagram.com/museegustavemoreau?igshid=p4j9u8xllr06)

 

パリに多くある個人芸術家の美術館の中でも、ギュスターヴ・モロー美術館は、特に画家の世界観に入り込めるモローの作品同様、幻想的な空間として、お気に入りで何度も足を運んでいます。

 

皆さんも、ギュスターヴ・モローの世界をパリで堪能してみてはいかがでしょう。

 

【INFORMATION】

アドレス:

14 Rue de La Rochefoucauld, 75009, Paris

営業時間:

水-月10:00-18:00 火曜休み (閉館15分前までの入場)

HP:

http://www.musee-moreau.fr/ 

 

【Additional Note】

「ギュスターヴ・モロー展 サロメと宿命の女たち」が先日6月23日まで東京のパナソニック汐留ミュージアムで行われていました。展示会は引き続き、大阪のあべのハルカス美術館で7月13日から9月23日まで、福岡市美術館で10月1日から11月24日まで開催されています。国内でモローの作品を鑑賞できる機会なので、お好きな方はチェックしてみて下さい。

https://www.aham.jp/exhibition/future/moreau/