印象派ファン必見!Musée Marmottan Monetを紹介します。
1934年、美術史家ポール・マルモッタンの邸宅を美術館としてオープンした Musée Marmottan Monet (マルモッタン・モネ美術館)は、世界最大級のモネのコレクション数を誇っており、なかでも「印象派」という名称の由来ともなったクロード・モネの代表作『印象・日の出』を所蔵していることで知られています。
以前ご紹介した、オランジュリー美術館 (過去記事: https://www.paris-book.com/entry/orangerie)で鑑賞できる、モネの巨大な『睡蓮』と合わせ、印象派ファン・モネ作品ファンにとって見逃せないパリの美術館の一つである Musée Marmottan Monet を今回は紹介します。
【LOCATION】
パリ16区パッシー地区の先、ブローニュの森にほど近い閑静な住宅街の中に位置します。美術館への最寄り駅は Metro 9 番線 La Muette です。
【TICKET】
一般: 12€
25歳以下の学生・18歳以下: 8.5€
(7歳以下のお子様は無料)
なお、こちらの美術館はミュージアム・パス対象外です。
【ATMOSPHERE】
1階には期間限定の企画展とショップ、地下には常設展コーナーが設けられています。一番の見どころは、地下常設展に半弧を描くように並べられた年代の異なる作品の数々。
Impression, Soleil levant (印象・日の出) をはじめ Cathédrale du Rouen. Effect de soleil. Fin de journée (ルーアン大聖堂)や『睡蓮』『太鼓橋』などの連作、初期から晩年までのモネの重要なコレクションが展示されています。
絵画に囲まれるようにして、中央に配置されたベンチに腰をかけ、ゆったりとモネの作品に囲まれて過ごすことができます。
その他にもルノワール、ピサロ、シスレーなどの有名画家の作品が展示され、中でも印象派の女性画家ベルト・モリゾの所蔵作品は約80点もあり、見所はたっぷりです。
Musée Marmottan Monet はルーブル美術館などのパリの代表的な美術館のように混雑せず、ほとんど並ぶこともない隠れたオススメの観光スポットです。ぜひ滞在期間中に足を運んでみてはいかがでしょう。
Bon voyage!
【INFORMATION】
アドレス: 2 Rue Louis Boilly, 75016, Paris
営業時間: 火-日10:00-18:00 木曜21:00まで・月曜休み