パリで人気のエリアはマレ・北マレ地区だけではないんです!
『SoPi』として知られるパリの South Pigalle (サウス・ピガール) 地区は、ムーランルージュ界隈の Red light district に隣接するやや怪しい雰囲気の漂う住宅街から、過去8年ほどで、パリの最もヒップな地区の1つへと徐々に進化を遂げてきました。
背景には、独創的なレストランやモダンなカフェ、ブランドのショップが続々とオープンするなどの影響があり、それらのムーブメントの結果、感度の高いパリジャン・パリジェンヌの多くが集まるようになりました。
そんなパリで人気の高まった SoPi エリアから、今回は Day Timeにローカルに愛されているパン屋 Mamiche を紹介します。
【LOCATION】
最寄り駅は Metro 2番線 Anvers、地下鉄を降りてすぐの大通りは、まだ Red light districtの怪しい空気感がやや残っていますが、Mamicheの周りまでくれば雰囲気が変わるのでご安心下さい。
【ATMOSPHERE】
パン職人のヴィクトリアとパティシエのセシル、女性2人がオーナーのパン屋 Mamiche。真っ白な壁に黒字で店名をあしらったシンプルでシックなファサードは、近所にあるKitsuné やAesop、APCといったブティックの様な雰囲気で迎えいれてくれます。
『シンプルで美味しいものだけを提供したい』という想いから、小麦粉からバター、チョコレートやサンドイッチの具材に渡る素材の質には特にこだわっているそうです。たとえば小麦粉はムーラン・ブルジョワ社、バターはポワトゥー・シャラント産のA.O.Pバター、チョコレートはヴァローナ社といった具合に。
また原材料にこだわった質の高い商品を提案すると同時に “boulangerie du quartier”『地域のパン屋』を掲げており、Mamicheには親しみやすい雰囲気を感じます。
Mamiche では日本でいう食パンの様な Pain de mie (パン・ド・ミ)をよく購入しますが、パンはもちろんブラウニーやドーナッツ、チーズケーキも人気商品です。
Mamiche は小さなお店ですが、ひっきりなしにローカルが店にやってくる風景は、まさに愛されている証拠。パリで人気の高まっている SoPi エリアを訪れる機会があれば、ぜひローカルのパン屋 Mamiche に立ち寄ってみてはいかがでしょう。
【INFORMATION】
アドレス: 45, rue Condorcet, 75009, Paris
営業時間: 火-金 8:00-20:00 土 8:00-19:00 日,月休み