流行にとらわれないシンプルで機能的なデザインが特徴のフランスのファッションブランド agnès b.(アニエス・ベー)。
パリ発のブランドですが、その優れたデザイン性で人気を博し、1975年創業後の数年でNYに出店、現在ではヨーロッパをはじめアメリカやアジアなど世界中に店舗を持つ世界的有名ブランドとして認知されています。
ビジネス的に大成功を収めた agnès b. のデザイナー Agnes Troublé (アニエス・トゥルーブレ)は、現代アートのコレクターとしても知られており、先日、自身の収集した現代アートコレクションを展示したギャラリーをパリ13区にオープンしました。
ちなみに、彼女が始めて手にした作品は、NYのスタジオで購入した Jean-Michel Basquiat (ジャン・ミッシェル・バスキア) の絵だったそうです。
どんなコレクションか気になって、チェックしたくなりませんか?
今回は、アートの展示に加え、今後カルチャーが盛り上がりそうなスペース La Fab. を紹介しようと思います😌
【LOCATION】
デザイナーのアニエスが、彼女の文化的な活動と寄付基金活動をまとめた場所を探して10年、縁があった場所がジャン・ミッシェル・バスキア広場と、その場所の名が偶然なのか、それとも必然なのか疑問でいっぱいになります。
最寄り駅は Metro 14番線 Bibliothèque François Mitterrand です。
【La Fab.】
SOA Architects の建築家 Augustin Rosenstiehl が設計した建築内の 1,400m² あるスペースに、5,000を超える作品のコレクションを管理し、テーマ別で展示している La Fab. 。
建物の右側には本屋。左側には、タイルを組み合わせた幾何学模様 ゼリージュのベンチと、チケットカウンターがあり、階段が2階のギャラリーへと導きます。
最初の展示ルームにある Gilbert & Georges の“Commercial Street” を始め、螺旋階段の下の Madeleine Berkhemer の“Milly’s Maserati” とコレクションは、流石といった感じで、現代アート好きは満足でるハズです。
チケットは一般が€7、13-26歳の学生は€4、13歳以下は無料となっています。
僕が La Fab. で注目しているポイントは、サンマルタン運河沿いの人気ナイトスポット Point Éphémère が作ったバー/レストラン EP7 (https://ep7.paris) などの近隣施設とのコラボレーションです。
そのような動きは、La Fab. を始め、エリア全体的に盛り上がりそうな気がするので、長い目で動向をチェックしたくなります。
パリ13区には、あまり縁を感じたことがありませんでしたが、La Fab. が足を運ぶキッカケになりそうですね😌
【INFORMATION】
アドレス: 1, place Jean-Michel-Basquiat, 75013, Paris
営業時間: 火-土 11:00-19:00 日,月休み