フランスの音楽の祭 FÊTE DE LA MUSIQUEについてお話しします。
気候が暖かくなり、日が長くなってきたら、野外でのミュージックフェスシーズンのスタートの合図です。ヨーロッパでも各地、名だたるフェスが待ち構えています。
今月(2019年6月) で言えば、もうすぐSónar がBarcelona で18,19,20日に開催されます。
Sónar は最先端のエレクトロミュージックとメディアアート/テクノロジーを融合させた、野外フェスです。Sónar オフィシャルHP (https://sonar.es)
行きたいなぁと思いながら、パリコレ前で時間が無いのは分かっているんです。我慢です、毎年です。笑
でも天気も良いし、日も長くなってきて、パリには何かイベントないのかな?ってなりますよね。
そんな自分や、パリにいらっしゃるスケジュールが偶然6月な方に向けた、ローカルな情報があります。それが
FÊTE DE LA MUSIQUE
https://fetedelamusique.culture.gouv.fr
毎年、夏至の日 6月21日はフランスでは「音楽の日」として、パリだけでなく、フランス各地で無料の音楽イベントが開催されています。
この日は街の至る所に音楽が響き渡ります!
どういう事? ですよね、説明します。
6月21日だけは、プロでもアマでもアーティストが路上、カフェ、美術館、メトロの駅中、有名な観光スポット、広場、公園などで自由に楽器演奏したり歌ったりパフォーマンスが許可されます。
パリの街中がフェス会場になるという事です!
ジャンルも音楽のクオリティーもバラバラです。大きな広場では特設ステージが設営されたり、教会内でのコンサートもあったりします。
僕は毎年、このアーティストを聴こうとか下調べはせず、パリの街中をビールやワインを片手に散歩しながら、盛り上がってる空間を探し当てることを、このイベントの醍醐味にしています。
その場にいる、知らないクールな Paris kids 達と一緒に楽しむのが一番です。どこで、どんなイベントあるよって最新情報も彼らがくれます。飽きたら移動です。飲み物も買い足しながら!
だいたいFÊTE DE LA MUSIQUEは毎年平日、時間は夕方くらいから、なので仕事終わりにサン・マルタン運河沿いで座って友人と待ち合わせ、オリーブとかチーズとか食べながら飲んで、ピクニックしながらスタートです。
北マレ/マレ地区に抜けてポンピドゥセンターの美術館前広場までブラブラするのが、雰囲気を味わうには安心ルートかなぁと思います。
ストラスブール・サン・ドニのドッジーなエリアにブラックミュージックを聞きに行くのも好きですが、行くなら治安には気をつけましょう。
FÊTE DE LA MUSIQUE は毎年6月21日、パリ旅行の日程が被ったら、賑わう夜の街を歩いて楽しんでみるのはいかがでしょう。