『パリでは、休日何していますか?』こんな質問を頂いたのでお答えします。
主にカメラを片手に、ストリートフォトグラフィー作品撮りをして、お気に入りのカフェや本屋で時間を過ごすのがメインなのですが、気になっているアーティストやギャラリーの展示に足を運ぶことも、しばしばです。
趣味の1つですね。パリでは年中、どこかしらでアートの企画展がやっています。
『どうやって展示会の情報が入ってくるの?』という疑問もあるかと思います。
そういう情報にアンテナは常に張っているのもありますが、割と同僚や友人から教えてもらうことが多いです。恵まれた環境ですね、ありがたや、ありがたや。
そこで今回は、2020年2月・3月に開催されているエキシビジョンやギャラリーの展示会で、個人的に気になっているものをシェアいたします😌
ぜひパリにお越しの予定のある方は、この記事をキッカケに足を運んでいただければ幸いです。
【Monnaie de Paris】
まず1つ目にチェックしたい場所は、Monnaie de Paris で2月9日まで開催されている Kiki Smith (キキ・スミス) のエキシビジョンです。
Kiki Smith は、1980年代より身体やフェミニミズムに纏わる彫刻家として名を馳せ、現代美術を語る上で欠かすことができないアメリカを代表する女性アーティストです。
「性と体」をテーマに、フェミニストの視点が強く出た作品が多く、版画をはじめ、彫刻やデッサン、タペストリーや陶器など表現の幅が広いのが特徴的です。
本展は、児童文学、おとぎ話、聖書やキリスト教の聖人を題材にした作品が、西洋文明のアイデンティティを強く感じさせる展示になっています。
コチラはあまり開催期間が残されていないので、お急ぎで (タイミング良くパリに居る方は)チェックしてみて下さい!
《INFORMATION》
アドレス: 11 quai de Conti, 75006, Paris
開館時間: 火-日 11:00-19:00 水-21:00 月曜休み
入場料: 14€/10€
HP: https://www.monnaiedeparis.fr/fr/expositions-temporaires/kiki-smith
【Galerie kreo】
お次は、コンテンポラリーアートで20年の長い歴史のある Galerie kreo (ギャルリー・クレオ)で展示されている、Virgil Abloh (ヴァージル・アブロー) がデザインしたコレクションです。
Virgil Abloh は Louis Vuitton のメンズ アーティスティック・ディレクターを務めている背景もあり、1月のメンズ・ファッション・ウィーク期間中に展示が開始され、話題を集めていました。
コレクションの構成は、テーブル、ベンチ、椅子、フラワーポット、鏡といった20のインテリア作品。コンクリートに鉱物をミックスした特別な素材が用いられた家具に、花のグラフィティーがスプレーで描かれています。
コレクションのタイトル Efflorescence (開花) の由来も感じながら、ストリートがインテリアにとりこまれているという、新しい価値観を目の当たりにする事は間違いなしです。
コチラは開催期間が4月10日までとなっており、3月から4月前半にパリ旅行の予定の方も、ぜひチェックして頂きたいスポットですね
《INFORMATION》
アドレス: 31 rue Dauphine, 75006, Paris
営業時間: 火-土 11:00-19:00 日,月休み
HP: www.galeriekreo.com
今回ご紹介した展示会以外にも、2月・3月で気になった (行ってみた) エキシビジョンの情報は、この記事にアップデートしておきますね!
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