パリ旅行に行く時の不安材料、それが「言語」という方はいらっしゃいませんか?
英語なら片言とジェスチャーでなんとかなるけど、フランス語はまったくわからない……という方が多いはずです。
僕も始めてアメリカからパリに行った時、「現地で英語は通じるの?」と疑問に思っていました。
というのも、ニューヨーク時代に「フランス人は英語を話せるけど、観光客に対して英語で話さない」と噂を耳にしたことがありました。
そんな話を聞いた事がある方、いらっしゃいませんか?
そこで今回は、『パリで英語は通じるの?』フランス人の英語力について考えてみましょう。少しでもパリ旅行前の不安や疑問を取り除ければ幸いです😌
【統計で見るフランス人の英語力】
いきなり僕の肌感覚で話を進めても、語学力やコミュニケーション能力には個人差があって、感じ方が異なると思うので、まずは統計で話を進めていきましょう!
とあるフランスの教育機関の統計によると、外国語を基礎から中級・上級程度で話せる人の割合はフランス国民全体の「1/3」。
中でも、英語を流暢に話す事ができる割合はフランス国民全体の「1/5」(20%) もいるそうです。
フランス人口の約半数以上の人は何かしらの外国語を話す事ができ、逆にフランス語しか話せない人の割合はフランス国民全体の「1/3」だそうです。
非常に優秀だと感じます。
それに皆さんがコミュニケーションする相手は、世界中から多くの観光客が集まる、国際色豊かな都市「パリ」の住人です。
ずばり、空港や美術館、観光におけるメインのエリアでは、基本的に英語が通じます!
安心しましたか?
個人的に、フランス人の旅行業種の方々の求人を目にして気がつく事は、採用条件に『英語を流暢に話せる人』としっかり記載されている場合が多い事です。
当たり前といえば、当たり前の話なんですが。笑
【では、どんな場所で英語は通じるの?】
《英語対応 必須レベル》
空港、ホテル 、鉄道、観光案内所
《英語対応 ほぼ必須レベル》
パリの観光地 、主要駅の窓口 、有名・観光地付近のレストラン 、高級ブランド 、デパート 、両替所
《英語、日本語で対応してくれる場所》
オペラ界隈の日本食レストラン/銀行/デパート、緊急時の救急病院
基本的に観光客が立ち寄るほぼ全ての場所で英語は通じます。更に言えば、日本人観光客の多い場所や日本人街(オペラ地区)は、日本語を話せるスタッフが在中していたりします。
【では、どんな場所で英語は通じにくいの?】
次は、英語で対応してくれる確立が低くなってしまうシチュエーションについて考えていきましょう。
《英語対応が難しい場所》
バス、タクシー、スーパーマーケット、ローカルのカフェ、レストラン、マルシェ
もちろん英語を話せる方もいらっしゃると思うので、一概に断言は出来ないのはご理解下さい。こういったシチュエーションでは、ある程度、事前に予想しながら行動を心掛けるべきですね。
【相手の文化へのリスペクト】
最後は「フランス人は英語を話せるけど、観光客に対して英語で話さない」という噂について考えます。これは肌感覚の見解ですが、単純にモラル (マナー) の問題です。
僕はフランスに住んで長いですが、話しかけている (質問している) 外国人旅行者の態度が横柄だな、と感じるシーンが多いです。
というのも、母国語がフランス語のフランス人にとって、自分たちの街で、外国語 (英語)で当たり前の様に一方的に話を続けられても、良い気はしません。
フランスの文化やローカルの人間にリスペクトを感じないからです。
「ボンジュール、ムッシュー」 「ボンジュール、マダム」 と挨拶だけでもフランス語を使うこと。これはパリだけでなく、海外旅行先での最低限のマナーです。お忘れなきよう!
《まとめ》
さぁ、ここまで『パリで英語は通じるの?』という疑問について話を進めてきましたが、いかがだったでしょうか。
この記事を読んでる方の中には『英語も自信がありません』という方もいらっしゃると思います。そんな方は、最新のテクノロジーで乗り切りましょう!
年始の日本で、テレビ東京の番組「カンブリア宮殿」 AI通訳機 ポケトークの放送回を観たのですが、本当に便利に使えて欲しいなぁと思ってしまいました。
英語を話せる方はもちろん、自信のない方もテクノロジーによって「言語」は、もはやパリ旅行の不安材料ではない世の中なんですよ!
パリは、いつでも貴方をお待ちしております😌