パリのガイドブックに必ず載っているレストラン Bouillon Chartier (ル・ブイヨン・シャルティエ) は、ベル・エポック時代の面影を残す巨大な駅舎のような空間で、パリのエスプリとは何かを伝えてくれる歴史的なレストランです。
『Bouillon = ブイヨン』というのは19世紀末にパリに誕生した、庶民的で低価格なブラッスリーのことを指し、1896年創業の老舗 Bouillon Chartier は、パリに現存する唯一のブイヨンとして営業を続けています。
オペラ座界隈というロケーションながらメインはほとんど €10前後と目を疑うほどの安さが特徴的で、シャルティエ独自の雰囲気を楽しみにしている人たちで日々行列ができています。
もしかしたら、この記事を読んでいる皆さまの中にも、パリでシャルティエに足を運んだことのある方がいらっしゃるかもしれませんね。
そんな Bouillon Chartier ですが、去年(2019年) モンパルナス駅の目の前に2店目をオープンさせています。そこで今回は、モンパルナス店の情報をシェア出来ればと思います😌
【LOCATION】
お店の最寄り駅は Metro 4,6,12,13番線 Montparnasse-Bienvenüe、モンパルナスタワーの目の前です。
ノルマンディー地方への電車はモンパルナス駅から発着しており、パリから近郊都市も一緒にご旅行予定の方にはオススメの滞在エリアです。
【Bouillon Chartier à Montparnasse】
オペラ座界隈の店舗同様、モンパルナス店でもシャルティエならではの雰囲気は健在です!
店内に入って視界に飛び込んでくるのは、アール・ヌーヴォー調の彫刻が施されている鏡や、チューリップ型のランプ、陶器で飾られた壁面、そして天井には一面のステンドグラスといった趣のあるディテールたち。
この場所は、1984年に歴史的建造物として指定され、以前はビストロとして営業をしていた店を改装しているそうです。
シャルティエといえば、黒の制服に白いエプロン姿のギャルソン達。
席に座って、ギャルソンが注文や会計を紙製のテーブルクロスの端になぐり書きという独特のスタイルは、エンターテイメント性があって、皆が笑顔になりますね。
また目を疑うほどの安さが特徴のシャルティエのメニューは、前菜が€1から€5前後、メインは€10前後、名物のデザート、ババ・オ・ラムも€4.6、ボトルワインはナント 1本€10からと、ビックリすること間違いなしです。
庶民的で気軽なスタイルでパリを楽しめ、店を出る頃にはすっかり元気になっているという Bouillon Chartier の魅力はモンパルナス店でも健在です。
ぜひ足を運んで、パリのエスプリを感じてみてはいかがでしょうか😌
【INFORMATION】
アドレス: 59 boulevard du Montparnasse, 75006, Paris
営業時間: 月-日 11:30-0:00 定休日なし
HP: https://www.bouillon-chartier.com
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