ワインが大好きなフランス人の食卓に、チーズは欠かせないものですが、チーズ以上にワイン好きのフランス人がこだわる食べ物があります。
それは、量り売りで気軽に購入できる CHARCUTERIE (シャルキュトリー)です。
あんまり日本では聞き馴染みがないですか?
日本でも、本場で修業してきた職人や、自家製のシャルキュトリーを出すお店が少しずつ増えてきている気がします、あくまで肌感覚ですが 笑。
【シャルキュトリーとは?】
シャルキュトリーとは食肉加工品 (ハム、ソーセージ、パテ、テリーヌなど) の総称の事。chair (肉)+cuite (火を入れる) が語源となっている単語です。
シャルキュトリーという単語は、食品だけを指すのではなく、それを売っているお店の事も意味しています。
またシャルキュトリーを作る人のことをCharcutier (シャルキュティエ)と呼びます。
【種類】
シャルキュトリーには材料の種類、製法の違いにより多くの種類が存在します。
材料は、①塊肉、②挽き肉、③内臓および血、と大きく3つに分類され、製法は、①非加熱、②加熱、③発酵・熟成、④燻製、と数タイプに分かれます。
材料と製法の組み合わせの数だけ、シャルキュトリーの種類が存在すると言ってもよいです。その多くは豚肉を原料とし、鴨やジビエなどを使っていることもあります。
【Arnaud Nicolas】
最後にパリでオススメのシャルキュトリー Arnaud Nicolas を紹介しておきますね。コチラはシャルキュトリーの MOF (Meilleur Ouvrier de France、国家最優秀職人賞) の称号を持つ、アルノー・ニコラのブティックとレストランです。
ショーケースに並んでいるテイクアウト用のパテはシックなパティスリーの様に綺麗で、一見の価値はあります。
アドレス: 46 Avenue de la Bourdonnais, 75007 Paris
HP: http://arnaudnicolas.paris/en/
【まとめ】
MADE IN JAPAN のワインのクオリティーが注目されている今、もし海外で高く評価されたら、逆輸入という形で、もっと日本の飲食業界でワインが流行りのドリンクになる。
そんな時、合わせて食べる定番として、シャルキュトリーの注目はもっともっと高まる気がします。
パリに訪れた時にカフェやレストランでオーダーしてみるもよし、量り売りでテイクアウトしてホテルの部屋でワインと一緒に楽しむもよしです。ぜひ色々試して、お好みを探してみてはいかがでしょう。
今日は趣向を変えて、ワイン好きのフランス人定番の食べ物 CHARCUTERIE の紹介でした😌