パリのサン=トノレ通りは、高級ブランドのブティックが並ぶショッピングストリートとして有名な通り。
そんなサン=トノレ通りに、2017年末に惜しまれつつ閉店した Colette (コレット)というパリのアイコニック的なセレクトショップがありました。(今はサンローランのブティックの場所です)
新進気鋭のブランドをセレクトしたり、ショーウィンドウの装飾を週替わりで変えるなど、尽きることなく話題を与えていたショップで、パリ旅行を経験したことがある方なら、足を運んだ方もいらっしゃるかもしれません。
そんな Colette の地下1階には、パリコレ時期に世界中のバイヤーやファッショニスタで賑わう、ウォーターバーという名物のカフェスペースがありました。
僕にとっては色々な方と食事をしながらお話をさせて頂いた、思い入れがある場所です。
残念ながらコレットと共にウォーターバーも閉店してしまったのですが、すぐ側にウォーターバーを運営していたマルコさんが Le Café Mar’co (カフェ・マルコ) というカフェをオープンしています。
今回は、コレットロスの方、サン=トノレ通りでランチ予定の方に向けて Le Café Mar’co を紹介しようと思います😌
【LOCATION】
最寄りの駅は Metro 7,14番線 Pyramides になります。オペラ界隈からも徒歩圏内で、パリが初めての方には、滞在場所としてオススメのエリアです。
【Le Café Mar’co】
セレクトショップ Colette の地下で人気を集めていた「ウォーターバー」を運営していたマルコさんによるカフェ Le Café Mar’co。
店名の Le Café Mar’co の「co」の前に不自然なアポストロフィがついているのは、「co」の部分にコレットへのオマージュが含まれているかららしいです。
ポイント、ポイントで Le Café Mar’co はコレットの流れを強く感じます。
床のタイルが可愛い店内のインテリアは、コレットを手がけた建築事務所が手がけており、白をベースにモダンなデザインの椅子やテーブルが並んでいます。
ウォーターバー時代同様、メニューにはセバスチャン・ゴダール、ジャン=ポール・エヴァ、ヤン・クーヴルーといったパリの名店の名物が、ズラリとラインナップ。
人気メニューだった温野菜入りのサラダは、内容を変えず「アシエット・マルコ」と名前を変えて提供しており、馴染みあるメニューに懐かしい気分になります。
そんな Le Café Mar’co は、昔の常連たちはもちろん、話題性もあって、界隈で働くパリジャン・パリジェンヌにも大人気です。
ぜひサン=トノレ通りでカフェをお探しの方はチェックしてみて下さい😌
【INFORMATION】
アドレス: 4 rue de la Sourdière, 75001, Paris
営業時間: 月-土 8:30-19:00 日曜休み
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