フランスの夏の定番 赤いドリンク Monaco(モナコ)について話をしていきましょう。
エッフェル塔、凱旋門、ノートルダム大聖堂などのパリを象徴するようなランドマーク。美術館では、ルーブル美術館、オルセー美術館。
パリに初めて訪れた皆さんは、必ず行く場所ですよね。一度は行くべき場所だと思います。
今日は目線を変えて、そんな観光スポットの近くにもある様な、どこの一般的な街カフェでも頼めて、フランスを感じる、夏の定番ドリンクをご紹介します。
パリの街は至る所にカフェがありますね。
丸いテーブルのテラス席はパリのカフェの醍醐味。こういうカフェ風景のイメージありませんか?
暑くなってきたパリで数日過ごしみれば、テラス席でパリジェンヌが飲んでいる、「あの赤いドリンクは何?」と、散歩していて気になるのではないかなと思います。
これが、その正体です。
Monaco
真っ赤なビールベースの甘いカクテルMonaco です。だいたいタンブラーで出てきます。
レシピ:
ビールとレモネードが 2:1
それにグラナディン シロップを加えます。
よく飲まれているけど、カフェのメニューに載っていなかったりする(メニューになくても絶対作ってくれる) 夏に好まれるフランス カフェ定番のドリンクです。
小さいサイズで€3.5から4 位が相場だと思います。甘いのでハーフサイズで十分です。
ビールは苦手という方でもシャンディガフが飲める方だったら大丈夫かと。アルコールが苦手な方も甘いから挑戦してみてもいいかもです。
せっかくなので、カフェの利用の仕方も一通り
カフェのテラス席に座る場合は声をかけずに、空いている席に自分で座ってしまって大丈夫です。(混んでる時や、店員さんが居ればBonjour 位の挨拶はマナーだけど)
座っていれば、店員さんがオーダーを聞きに来ます。待てど暮らせどオーダーを聞きに来なくてもイライラせずに、のんびり待ちましょう。彼らはちゃんと気がついています。マイペースなだけです。
頼み方は
○○○ (オーダーしたいもの), s’il vous plaît
で伝わります。
この場合は Monaco, s’il vous plaît
で伝わりますね。
ドリンクと一緒か、その後しばらくしてか、伝票をテーブルにポンっと置いてくれます。
その時に直接、店員さんにドリンク代を渡しておけば、おつりは飲んでいる間に持ってきてくれるので、お会計も心配ありません。
店内が空いていたら全然いいですが、混んでいたらお釣りが必要な会計、また待てど暮らせどやってくれません。会計は終わらせておけば、時間があまりない時も安心です。
少額の小銭のお釣りなら、チップってことで多目に会計を置いて、そそまま勝手に出て行ってもスマートですね。ここまでくれば馴染んでます、ローカルに。
これからの暑い季節にピッタリな、カフェメニュー Monaco でカフェのテラス席を体験してみてはいかがでしょう。