日本ではパリ祭と呼ばれる7月14日は、フランス革命を記念した建国記念日。Bastille Dayや革命記念日と色々な呼び名があるこの祝日を、フランス人は普通に14 Juillet (キャトーズジュイエ 仏語で7/14)と呼びます。
14 Juillet は大きなイベントで、パリ市内は大いに盛り上がる日です。午前中のシャンゼリゼ通りでは、フランス大統領が指揮を取る陸・空・海のフランス軍が一同にそろう大規模な軍事パレードが行われ、夜にはエッフェル塔を囲むように打ち上げられる花火を見物できます。
それではイベントの詳細を確認して準備しましょう!
【シャンゼリゼ通りの軍事パレード】
《開催場所》
コンコルド広場から凱旋門にかけて
《開催時間》
10-12時
《閉鎖される駅》
・Tuileries・Georges V駅 (1番線)
・Concorde駅 (1,8,12番線)
・Champs-Elysees Clemenceau駅 (1,13番線)
・Charles de Gaulle Etoile駅 (1,2,6番線・RER A線)
・Franklin D. Roosevelt駅 (1,9番線)
《影響を受けるバス路線》
21,22,27,28,30,31,32,39,42,45,52,63,67,68,69,72,73,74,80,83,84,85,87,92,93,94,95,341
《見学で注意したい事》※重要
7月14日にあわせて、パリで大規模な「黄色いベスト運動」のデモを行うよう呼びかけがあります。特にシャンゼリゼ通りの軍事パレードに集合するよう呼びかけていますので、パレードを見学予定の方は、周りの状況を注視し、自身の安全対策を万全にしましょう。イベントに集まる人を標的とするテロにも警戒する必要があります。多数の人が集まる場所を訪れる際には,周囲の状況に注意を払いましょう。
上記の厳戒態勢で持ち物検査などが行われていると思います。セルフィー棒やアルコールなどは没収されてしまう可能性が高いので、事前に対処しておきましょう。
【エッフェル塔の花火】
《花火打ち上げ場所》
エッフェル塔・トロカデロ広場の噴水付近
《開催時間》
23時から約30分間
《閉鎖される駅》
・Trocadero駅 (6,9番線) 終日
・Passy駅(6番線)20時後
・École Militaire・La Tour Maubourg駅(8番線)20時後
・Iéna・Alma Marceau駅(9番線)20時後
・Champs de Mars駅からTour Eiffel駅の間(RER C線)
《おすすめのロケーション》
毎年テーマの変わるダイナミックな花火はエッフェル塔が見晴らせるパリ市内の広範囲エリアにて見物ができます。
Bir-Hakeim橋の手前、地図上のマーク付近のセーヌ川沿いから眺める花火が個人的なお気に入りポジションです。そこまで人が混んでいないので、ゆっくり観れる点と、Bir-Hakeim橋とエッフェル塔に花火の構図が気に入っています。毎年、好ロケーションの状況は変わりますが、参考にポジション探ししてみて下さい。
【まとめ】
多くの人が集まるイベントでは、デモやテロなど周囲の状況に注意を払いながら、安全に楽しみましょう!
今日は、ちょっと不安を煽る書き方になった部分もあったかもしれません、ごめんなさい。でも読んで下さった皆さんには、まず安全にパリ旅行を楽しんで頂きたいという想いです。
年に1度のパリの花火が素敵な思い出になりますように。
Bon voyage!